割れるような頭痛




日本のどこかの都会
ロシアの国旗
(だと言い張った、色の並びが縦と横が反対の旗)
某カステラやさんの話
おともだちを待っているわたし
仕事中に抜け出してくれた彼
一緒におやつを食べるわたしたち




お世話になったコンビニ
出勤してきたわたし
パートさんに耳打ち
「あのこ、わたしの事どうだった?」
待ち遠しいメール
「いらっしゃいませ」
レジにいるわたし
長い長い列
はっきりしない女の子
次の方どうぞ
カフェオレと、食パンと、いちごみるく
若い父親と5歳くらいの女の子
お金を払わない父親
プレゼント用の箱から値札をはがして失敗する彼
のらりくらりとかわそうとするが失敗し逃げる父親
レジを飛び越えて追いかけるわたし
刃物を振り回す父親
「ようやく出てきたんだから」
ブザーを鳴らすわたし
(誰かが非常用の足踏みを踏んだ?)
バックヤードのオーナーに連絡
「あたいちょっと見てくる!」
「オーナー!110番はー?」
「うーん!」
「するー?」
「するー!」

「すみません、2丁目のコンビニですけど、刃物を振り回した男がいたので念のため見に来ていただけますか」









割れるような頭痛と寝汗の中、目を覚ます。
あさってあたり、ちょっと、様子を見に行こうかと思った。