めも

日教組教研集会:49年ぶり県内で−−別府などで、あすから /大分

 全国の教師が教育現場での取り組みを報告する日本教職員組合日教組)の「第56次教育研究全国集会(教研集会)」が10〜12日の3日間、別府市大分市で開かれる。県内での開催は1958年の第7次教研集会以来49年ぶり。

 スローガンは「平和を守り真実をつらぬく民主教育の確立」。期間中は約1万2000人が参加を予定している。いじめや学力低下などが社会問題化し、改正教育基本法が成立した中での開催。「学力問題」「教育改革」などをテーマに26の分科会が開かれ、約800件の報告があるという。

 集会に合わせ右翼団体などの街宣活動が両市内で計画されている。県警は期間中、他府県警からの応援も受け、約1300人態勢の警備本部を設置。10日に全体集会がある別府ビーコンプラザ別府市山の手町)周辺の富士見通りなどでは、交通規制や検問を実施する。【小畑英介】

毎日新聞 2007年2月9日