rewind
仕事が終わってすぐ、電話をしていただいた。
電車の乗り継ぎの7分間を、わたしのために使っていただいた。
10時からシフトだった。
多分そうだと思っていたから、10時まで必死に待って、振り向いたら、カウンターの中で笑ってた。
いつものように適当な事言おうとかダメですよ。
心配になってメールした。
「忙しすぎて死ねる」巻き込まれんなよ。ゆっくり寝ろよ。
「前髪切った!」
そんな彼女の事が好きだから、今週末も会うけれど、来週末は二人で会えるように約束した。
一緒にごはんをたべた。
いつもの6倍くらい時間をかけて、笑って、笑って、笑った。
一緒に見た映画はcoffee and cigarettes
うちの兄弟は、あいつらより似てるぜーとか言いながら。
唐突に電話した。
ケンミンショウという番組の、京都代表の男性を知りたかったから。
結局はわからんかったけど、ねーちゃん、あんたの声聞いたらやっぱり嬉しいんよ。
世界には、わたしの好きな人が山ほどいて、今日、なるべく多くの人とつながろうと思ったけれど到底時間が足りなくって、あぁ、わたしはもっと毎日を好きな人のために使わなければと思った。
いつも思っているんだけれど、どうしても『目の前の仕事を片付ける』という自己満足に全力を注いでしまってダメなんです。
明日は、職場の大好きな先生たちと一緒にごはんを食べます。
もっと、大きな声で、好きって言いながら生きて行きます。