小さな小さな、ヒナにでもなった気分。

寒くないように毛布を気にかけてくれる。
ぎゅっとしてくれる。
ゆっくりしたリズムで寝かしつけてくれる。

あなたはまるで、親鳥みたい。


なのに急に、大きな犬みたい。
わたしの背中にすり寄って、そのまま寝てしまいそうになるなんて。



一週間、がんばったわたし。
会社の人も、わかってても子供じゃないから褒めてはくれない。
あなたも、知らない。

だけど、このために生きるのも悪くないって本当にそう思ったよ。
ずっとそばに置いてください。ずーっと。


なるべく、文句は言わずに生きて行きたい。
なるべく、他人を傷つけずに生きて行きたい。

がんばるから、そのがんばった分を、すきなひとと過ごす時間と交換してくれないかなぁ。


たまに、恐ろしくなる時があるよ。
あなたの事を考えると、怖くて不安でたまらなくなる事があるよ。

どうか、ご無事で。
どうか、なにもおこりませんように。



もし、あなたが急にいなくなってしまったら、わたし、どうにかなっちゃうよ。