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どう考えてもわたしが会いたいのは、あの方ただ一人なんですけれども、またタイミングを逃してしまいました。
いや、今回は逃したのではないのでしょう。
彼が意図的にしたこと、なのでしょう。
わたしができなかった事を、彼はやすやすとやってのける。
いつも泣くのはわたしだけだと思っていたけれど、本当は、彼も、すこし寂しくなってくれればいいと思う。
やっと、すっきりなるのかもしれないと思う。
だけど、安堵よりもむしろ、自分が自分でなくなる恐ろしさだけが残りました。
あと1ヶ月で、誕生日なので、もう少し強くなるようにするよ。