鶴丸組長は先月13日、漁の帰りに船着き場で刺殺された。
あ!こいつのせいか!

民主・大串衆院議員、組長の葬儀で焼香 佐賀

2007年07月06日21時06分

 民主党佐賀県連代表の大串博志衆院議員(比例九州ブロック)が6月、佐賀県久保田町で刺殺された暴力団組長の葬儀会場を、弔問に訪れていたことが6日、わかった。大串氏は「よくないこととは承知しながら、支持者の依頼で断れなかった。責任の取り方について県連関係者と話し合いたい」としている。また、この組長の通夜には、現職の自民県議や佐賀県久保田町の町長も出席していた。

 大串氏は6月16日午前、九州誠道会暴力団鶴丸善治組長(当時68=佐賀市大財1丁目)の葬儀が執り行われた佐賀市内の葬儀会場に、葬儀開始の約1時間前に1人で訪れ、住所と名前を記帳、香典1万円を出して焼香した。

 大串氏は「鶴丸組長とまったく面識はなかったが、組長の近くに住む支持者から頼まれ、断り切れなかった。暴力団容認とも取られかねない軽率な行為だった。まずは有権者、支持者に説明を尽くし、陳謝したい」と述べた。

 大串氏は05年9月に当選、2月から県連代表。民主党の小沢代表は6日午前、訪問先の鹿児島市内で記者団に対し、「事実関係はわからない」とした上で、「みなさんから誤解を招くような行為は、特に国政に参加する者は常に身をつつしまなければならない」と述べた。。

 一方、この組長の通夜には、元久保田町助役の古賀善行県議(自民)、久保田町の川副綾男町長も出席していた。亡くなった組長の親類が、同町議会副議長をしており、参列したとしている。古賀県議は「親しい副議長の身内ということで、参列した。今考えれば、脇が甘かった」。川副町長は「副議長の身内なので、お悔やみを申し上げた。私人として参列したので、問題はないと考えている」と話している。

 鶴丸組長は先月13日、漁の帰りに船着き場で刺殺された。